NHKj 2025.2.12 医療健康「“認知症” 早期発見・早期対応がカギ!」【認知症(失智症)早期發現・早期應對是關鍵】

医療健康「“認知症” 早期発見・早期対応がカギ!」 – NHKジャーナル – NHK

  • 医療健康「“認知症” 早期発見・早期対応がカギ!」
    • 醫療健康:「認知症」早期發現・早期應對是關鍵!
  • 初回放送日(首播日期):2025年2月12日 水曜日は「医療健康」。
  • 認知症の早期対応のメリット、受診のタイミング、最新薬事情など専門医が解説する。
    • 專業醫師將解說認知症(失智症)早期應對的優勢、就診時機以及最新的藥物發展情況。
  • 出演:遠藤英俊さん(名城大学特任教授・いのくちファミリークリニック院長・認知症専門医)
    • 嘉賓:遠藤英俊先生(名城大學特聘教授、井口家庭診所院長、認知症專科醫師)。

【重點摘譯】如下
可以說,這些針對阿茲海默症的早期藥物問世,確實帶來了醫療上的革命性進展。所謂的 MCI(Mild Cognitive Impairment),即輕度認知障礙,是認知症的前期階段,有時甚至被描述為「距離認知症只差一步」。然而,如果能在 MCI 階段及早發現並積極治療,患者有可能恢復至正常的認知狀態。據統計,大約有 16% 至 41% 的 MCI 患者可以維持認知功能或有所改善。

那麼,這些新型藥物究竟是什麼呢?

在日本,2023年12月,レカネマブ(Lecanemab) 這款藥物已獲得保險適用;而另一款 ドナネバブ(Donanemab) 則在同年11月獲得批准,這兩款皆為針對阿茲海默症的注射型治療藥物。

  • レカネマブ(Lecanemab)emab:屬於原創藥,每月需注射2次。
  • Donanemab:每月注射1次,為患者提供更方便的治療選擇。

這兩款藥物的推出,讓我們這些專業醫師更有動力積極推動 MCI 的早期篩檢和診斷。

阿茲海默症的特徵之一是大腦中 β類澱粉蛋白(Amyloid-beta, Aβ) 的異常沉積,而這兩款藥物在連續使用約 1至1年半 後,可清除大約 60% 至 80% 的 β類澱粉蛋白,成效相當顯著。

因此,若能在 MCI 階段即時發現阿茲海默病並使用這類藥物,便有可能有效減緩病情進展,甚至達到部分恢復的效果。這標誌著我們在阿茲海默症的治療道路上,已跨出關鍵且令人振奮的一步。

及早發現並積極應對 MCI(輕度認知障礙)非常重要。研究數據顯示,若能透過早期介入,包括進行有氧運動、參與認知活動、攝取有助於腦部健康的食物,以及接受適當的生活指導,都可能降低病情進展為臨床認知症的風險。

如何在 MCI 階段早期察覺變化?

的確,及早察覺 MCI 的徵兆是一大挑戰。要注意的是 「健忘」的質變,例如以下兩個明顯的指標:

  1. 忘記前一天的晚餐內容
    • 若長輩無法回憶前一天吃了什麼(例如忘記曾吃過咖哩飯或漢堡排),這可能是記憶力敏感度下降的警訊。
  2. 忘記 5 分鐘前發生的事
    • 例如剛剛聊過的話題卻立即忘記,或重複問同樣的問題。

這兩種健忘模式都是常見的早期警訊,若有發現,應儘早就醫進行進一步檢查。


不常被注意的 MCI 徵兆

除了上述的記憶問題,還有一些較少被注意但同樣可能是認知功能下降的徵兆:

  1. 性格突然改變:
    • 例如原本性格平和的人突然變得疑心重重,開始懷疑伴侶有外遇,這可能是由認知功能退化引發的嫉妒妄想(Delusional Jealousy)或被害妄想(Paranoid Delusion)
  2. 日常技能退化:
    • 例如突然不會使用原本熟悉的智慧型手機,無法獨自搭乘交通工具(如轉車時感到困惑),甚至是失去執行日常活動的能力。
  3. 料理時的困難:
    • 調理食物需要計劃、排序和執行的能力。當患者開始無法依照步驟準備餐點(如:先買食材、再決定菜單、最後按部就班地烹調),可能是執行功能障礙(Executive Dysfunction),這是認知症的典型症狀之一。

結論

MCI 是認知症發展前的過渡階段,若能在此階段就進行適當的藥物和生活介入,有些患者的認知功能能維持穩定,甚至部分恢復。當家中長輩開始出現上述徵兆,應積極尋求專業醫療協助,以掌握治療的黃金時機。

如果家中有高齡長者,而家人代替他們進行日常料理等活動,確實可能因此錯過早期認知功能退化的徵兆。其實,能察覺「過去能做的事,現在卻突然做不到」這類改變,是極為重要的觀察指標。許多人常把這些變化歸因於年齡增長或其他疾病,導致錯失了早期治療的黃金時機,令人十分可惜。

當出現可疑徵兆時,該尋求哪些醫療資源?

在懷疑長輩可能有認知症徵兆時,建議以下的就醫途徑:

  1. 諮詢家庭醫師(かかりつけ医)
    • 家庭醫師通常能將患者轉介至認知症專科醫師或認知症支援醫師(認知症サポート医),這是最直接且有效的管道。
  2. 聯繫當地的社區整合支援中心(地域包括支援センター):
    • 各地方政府設有的認知症初期集中支援團隊(認知症初期集中支援チーム),也能為民眾提供初步諮詢與支援。

診斷過程及檢查項目

若長者接受認知症檢查,通常會進行以下評估:

  1. 簡易認知功能測驗(如:長谷川式認知症評估量表):
    • 約 10 分鐘,滿分 30 分。透過口頭問答,評估短期記憶力、計算能力及時間空間感知等。
  2. 神經影像檢查(MRI、CT):
    • 評估大腦結構,確認是否有阿茲海默病、血管性認知症、路易體認知症或額顳葉型認知症。
    • 進一步檢測腦部血流,了解神經退化程度。

誤診的可能性與其他原因

有時,表現類似認知症的症狀可能源於其他疾病,因此需要精確鑑別:

  1. 憂鬱症(同病性憂鬱,Pseudodementia):
    • 測驗時,認知症患者通常無法完成「100-7」的計算測驗;而憂鬱症患者則可能因不願回答或情緒低落而拒答。
    • 憂鬱症通常可透過抗憂鬱藥改善,因此需與認知症加以區別。
  2. 內分泌或營養不良問題:
    • 甲狀腺功能低下症維生素 B1、B12 缺乏,皆可能導致記憶力減退。
    • 若能及時發現並補充不足,即可恢復正常認知功能。
  3. 可手術治療的認知症(正常壓力腦水腫):
    • 透過 MRI 或 CT 影像,能發現大腦內部的異常積液。
    • 若確診為「正常壓力腦水腫」(Normal Pressure Hydrocephalus, NPH),可透過手術引流來改善認知症狀。

結論與建議

當家中長輩年過 65-70 歲 時,若出現記憶力退化、日常能力下降或性格異常等跡象,應儘早尋求專業協助。早期診斷與介入,能大幅提升認知症治療的效果,甚至有機會阻止病情進展。

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【聽眾提問】即使周圍的人懷疑長輩可能罹患認知症,但若本人不同意,連接受檢查的機會都會被延後,這種情況其實相當常見。
要引導患者接受檢查並進一步確認是否為 MCI(輕度認知障礙),確實存在一道不易跨越的心理障礙。
那麼,該如何進行有效的溝通和引導呢?您有什麼建議嗎?
遠藤英俊醫師回答】
是啊,隨著年齡增長,記憶力減退是每個人都會遇到的情況。像是建議對方去做腦部檢查(ノードック),或者邀請配偶或家人一起前往檢查,這樣的邀請通常會比較有效。

重點是,不要直接提到「認知症檢查」,而是以「我們一起去做個檢查吧」這樣的方式來邀請,會更容易讓對方接受。

2024.5.8. NHK 失智症高齡者 「戰後嬰兒潮二代」將滿 65 歲,2040 年預計超過 584 萬人,約佔高齡人口 15%,社區支援成為課題

  • 認知症の高齢者 団塊ジュニア世代が65歳以上 2040年 推計584万人余 高齢者の約15% 地域でどう支えるか課題 | NHK | 医療・健康
    1. 2024年5月8日 17時29分 医療・健康
    2. 認知症の高齢者は団塊ジュニアの世代が65歳以上になる2040年には584万人あまりにのぼるという推計を厚生労働省の研究班がまとめました。
      1. 根據日本厚生勞動省的研究小組估計,到 2040 年,當「戰後嬰兒潮二代(1971–1980 年出生)」世代步入 65 歲以上時,患有認知症的高齡者將超過 584 萬人。
    3. これは高齢者のおよそ15%、6.7人に1人にあたり、専門家は「今後1人暮らしの認知症の人が増えるとみられ、家族の支援が限られる中、地域でどう支えるかが課題だ」としています。
      1. 這相當於老年人口的約 15%,也就是每 6.7 人中就有 1 人患有認知症。
      2. 專家表示:「未來,獨居的認知症患者可能會增加,而家庭支援的能力有限,因此如何在社區內提供支援將成為一大課題。」
    4. 認知症の高齢者 2040年に推計584万2000人【2040 年預計認知症患者達 584 萬 2000 人】
      1. 厚生労働省の研究班は全国から4つの自治体を抽出して医師などが65歳以上の高齢者について認知症の診断を行い、それぞれの自治体の有病率から将来の全国の認知症の人の数を推計しました。
        1. 厚生勞動省的研究小組從全國選取了 4 個自治體,由醫生等專業人士對 65 歲以上的高齡者進行認知症診斷,並根據各自治體的發病率推算未來全國的認知症患者人數。
      2. それによりますと、認知症の高齢者は、来年2025年には471万6000人となり、団塊ジュニアの世代が65歳以上になる2040年には584万2000人にのぼると推計しています。2040年には高齢者のおよそ15%、6.7人に1人が認知症と推計されます。
        1. 根據推算,到 2025 年,認知症患者將達到 471 萬 6000 人,而到了 2040 年,當「戰後嬰兒潮二代」世代進入 65 歲以上時,這一數字將增至 584 萬 2000 人。到 2040 年,預計約 15% 的高齡者,也就是每 6.7 人中就有 1 人患有認知症。
    5. 1人暮らしの高齢者が認知症に 家族も不安【獨居高齡者罹患認知症 家屬也感到不安】
      1. 2年前に認知症と診断された、「要介護2」の86歳の女性は50年以上過ごしてきた都内の自宅で1人で暮らしています。
        1. 兩年前被診斷為認知症並被評定為「要介護 2 級」的 86 歲女性,目前仍獨自生活在她在東京都內居住超過 50 年的家中。
      2. 物忘れのほか、理解力や判断力の低下などの症状はあるものの、食事など日常生活は1人でできていると言います。
        1. 除了健忘外,她還出現了理解力與判斷力下降的症狀,但她表示仍然可以獨立完成飲食等日常生活。
      3. 1人暮らしの女性(86)【獨居女性 (86 歲)】
        1. 「頭の中がカラになっちゃったと言えばおかしいけど、ふわーっとなって、また我に返って、おかしくなることがあります。体が動かなくなってしまったらしかたがないけど、よその家には行きたくないし、できるかぎりどこにも引っ越さず気に入ったこの場所に住み続けたいです」
          1. 「說我的腦袋變空了好像有點奇怪,但有時候會覺得恍惚,然後又恢復正常,感覺自己變得有些不對勁。如果有一天身體真的動不了了,那也沒辦法,但我不想去別人家裡生活,我希望能夠儘可能不搬家,繼續住在這個自己喜歡的地方。」
      4. 女性には離れて暮らす50代の長女がいます。
        1. 這位女性有一名 50 多歲的長女,與她分開居住。
      5. 週に2回、仕事が休みの日に母親の様子を見に実家を訪ねています。
        1. 她每週有兩天休假時,會回到母親家中探望她的狀況。
      6. 訪ねられない日も朝昼晩の3回、職場への通勤途中や昼の休憩時間に母親に電話をかけ、ごはんを食べたかどうかや、薬を飲み忘れていないかなど確認するようにしています。
        1. 在無法探望的日子裡,她每天早、中、晚三次,在通勤途中或午休時間打電話給母親,確認她是否吃飯、是否忘記吃藥等。
      7. 今はなんとか1人で生活できているため、母親が望む、自宅での生活をできるかぎり続けさせてあげたいと考えていますが、実家に通えない日は母親のことが頭から離れることはなく、心配だと言います。
        1. 目前母親還能勉強獨立生活,因此她希望能儘量讓母親繼續在家中生活。但當無法回家探望時,母親的狀況始終讓她放心不下。
      8. また認知症は人によって症状や進行のスピードが異なるため、さきざきを予測することが難しく今後症状が進行した場合、仕事を続けられるのかなど毎日のように考えるものの結論が出せないと言います。
        1. 此外,由於認知症的症狀和進展速度因人而異,因此很難預測未來的發展。她每天都在思考萬一母親病情惡化,自己是否還能繼續工作,但始終無法得出結論。
      9. 離れて暮らす長女(50代)分開居住的長女 (50 多歲)
      10. 「母の状態があすどうなるか、次どうなるのかも分からず、経験も無いのでどうしたらよいのか今も悩んでいます。自分の生活や将来のこと、子どもの教育ローンも考えると介護のために仕事を辞めるわけにはいきません。いろいろと決めないといけないことが山積みですが、正直疲れてしまっていて決められない状態です」
        1. 「我完全不知道母親明天會怎樣,下一步又該怎麼辦,因為沒有經驗,所以現在仍然很苦惱。我也要考慮自己的生活、未來以及孩子的教育貸款,因此不能為了照顧母親而辭去工作。有太多事情需要決定,但說實話,我已經感到精疲力竭,根本無法下決定。」
      11. 認知症の高齢者は団塊ジュニアの世代が65歳以上になる2040年には584万人あまりにのぼるという推計を厚生労働省の研究班がまとめました。これは高齢者のおよそ15%、6.7人に1人にあたり、専門家は「今後1人暮らしの認知症の人が増えるとみられ、家族の支援が限られる中、地域でどう支えるかが課題だ」としています。
    6. 認知症の高齢者支える地域のセンターでは”相談者増加”【支援認知症高齡者的社區中心「諮詢者增加」】
      1. 東京 練馬区では区内を27の地域に分け、それぞれに設けられた地域包括支援センターが物忘れが出始めたといった高齢者などの相談を受け付け、必要があれば病院やケアマネージャーなど関係機関につなげています。
        1. 東京都練馬區將全區劃分為 27 個地區,並在各區設立「地區綜合支援中心」,負責受理出現健忘等症狀的高齡者的諮詢。如果有需要,這些中心會將個案轉介至醫院、照護經理等相關機構。
      2. このうち、北町地域包括支援センターでは認知症に関する相談が年々増えていて、昨年度には少なくとも、およそ350件にのぼりました。
        1. 其中,北町地區綜合支援中心接獲的認知症相關諮詢案件逐年增加,去年至少達到約 350 件。
      3. 管轄する地域には7880人の高齢者がいますが、10人の職員で対応している状態だということです。
        1. 該中心所轄區域內的高齡者約有 7880 人,但目前僅由 10 名工作人員負責應對這些需求。
      4. さらに見守りが必要な高齢者の自宅も訪ねています。
        1. 此外,該中心還會探訪需要特別關照的高齡者住家,以確保他們的安全與健康。
      5. 今月1日には、最近介護サービスの利用を始めたという認知症の疑いがある男性の自宅を訪ね、体調や薬を飲み忘れていないかなどを確認していました。
        1. 本月 1 日,該中心的工作人員探訪了一名最近開始使用護理服務、疑似患有認知症的男性,確認他的身體狀況以及是否按時服藥等情況。
    7. 「8050問題」「ヤングケアラー」など問題複雑化も【「8050問題」「年輕照護者」等問題日益複雜】
      1. センターによりますと寄せられる相談内容は、最近では認知症に関するものに加え、1人暮らしの不安や自宅にひきこもる50代の子どもを80代の親が支えるいわゆる「8050問題」それに子どもが家族の介護を担う「ヤングケアラー」の問題など複雑化していて、ひとつひとつの対応に時間がかかるようになっているということです。
        1. 據支援中心表示,最近接到的諮詢內容除了認知症相關問題外,還包括獨居高齡者的焦慮、80 多歲的父母需要照顧長期居家隔離的 50 多歲子女的「8050 問題」,以及兒童負責家人照護的「年輕照護者(ヤングケアラー)」問題。這些問題變得越來越複雜,每個個案的處理時間也因此變長。
      2. センターでは現状でも人手がぎりぎりの状態だということで、今後、相談がさらに増えた場合、どこまで対応できるか不安を感じていると言います。
        1. 該中心表示,目前人手已經相當緊張,若未來諮詢案件持續增加,將面臨難以應對的困境。
      3. 北町地域包括支援センター 杉浦康センター長【北町地區綜合支援中心 主任 杉浦康】
      4. 「この先、高齢者が増えどこまで対応できるのか限界が来るかもしれません。業務がかなり多岐にわたるので相談者が増えるのであればそれに対応して職員体制も増えてほしいと思います」
        1. 「未來,隨著高齡者數量增加,我們的支援能力可能會達到極限。由於業務範圍已經相當廣泛,如果諮詢數量進一步增加,希望相應地能增加人手來應對。」
    8. 地域で手助け「認知症サポーター」養成する取り組みも【社區支援認知症患者的「認知症支援者」培訓計畫】
      1. 認知症の人の増加に対応するため国は認知症の人やその家族を地域で手助けする「認知症サポーター」を養成する取り組みを進めてきました。
        1. 為了應對認知症患者數量的增加,日本政府推動了一項培訓「認知症支援者」的計畫,讓社區能夠支援認知症患者及其家人。
      2. 「認知症サポーター」は、自治体などの講習を受けて認知症に関する知識を身につければ、誰でもなることができます。
        1. 任何人只要參加地方政府等機構舉辦的講座,學習認知症相關知識,都可以成為「認知症支援者」。
      3. 東京 日野市の「認知症サポーターカード」
      4. 国は2005年から養成を始め、現在、全国に1534万人あまりと人口の1割以上いるということです。サポーターはできる範囲で周りの認知症の人やその家族を手助けすることが期待されていますが、現在、その多くは認知症の当事者たちが集まる会の支援など活動の場が限られているのが現状だということです。
        1. 日本政府自 2005 年開始推動這項培訓計畫,目前全國已有超過 1534 萬人接受培訓,佔全國人口的 10% 以上。支援者的主要角色是在能力範圍內協助周圍的認知症患者及其家人。然而,目前多數支援者的活動仍侷限於參與認知症患者聚會的支援,實際的活動場域仍然有限。
      5. 中にはもっと認知症の人の力になりたいという人もいるということですが、どのように活動してよいか分からず、行動に移せていないという人もいるとみられ、サポーターを活用しきれていないという指摘もあります。
        1. 有些人希望能夠進一步幫助認知症患者,但由於不知道如何參與支援活動,遲遲無法付諸行動。因此,有專家指出,目前並未充分發揮「認知症支援者」的潛力。
      6. また、国はサポーターがチームを組み認知症の人やその家族の生活面の支援を早期の段階から行う「チームオレンジ」と呼ばれる施策を進めていて、来年、2025年までにすべての市町村でチームが活動を始めることを目標にしています。
        1. 此外,日本政府正在推動一項名為「橘色小隊(チームオレンジ)」的計畫,讓認知症支援者組成團隊,在患者病情早期就開始提供生活支援。政府目標是在 2025 年前,讓全國所有市町村都能成立這樣的支援團隊並開始運作。
      7. しかし、実際にチームを立ち上げて活動している自治体は全国で339自治体と全体の2割にも満たないのが現状です。
        1. 然而,截至目前,全國實際成立並運作「橘色小隊」的自治體僅有 339 個,佔全國總數不到 20%。
    9. 専門家 ”市民の力を借りるスタイルが必要”【專家:「需要借助市民的力量」】
      1. 認知症をめぐる現状について、介護の問題に詳しい東洋大学の高野龍昭教授は次のように指摘しています。
        1. 關於認知症的現狀,對照護問題有深入研究的東洋大學教授高野龍昭指出如下觀點。
      2. 高野教授
        1. 「老後に1人暮らしをする認知症の人は今後間違いなく増えますが、家族は離れて暮らすなどしているため支援を期待するわけにはいきません。一方、増えていく認知症の人を制度や施策、専門職の力だけで支えていくのも当然不可能で、今後は専門職ではない一般の人たちの力を借りざるを得ない状況です」
          1. 「未來獨居的認知症患者一定會增加,但由於許多家庭成員與患者分開居住,無法期待家庭提供全面支援。另一方面,僅靠制度、政策或專業人士的力量來支援不斷增加的認知症患者顯然是不可能的,因此,未來我們必須借助非專業人士的力量來應對這一問題。」
      3. そして、認知症の人たちは社会とつながることによって一定程度、症状の進行スピードが抑制されるとしたうえで、次のように話しています。
        1. 此外,他還表示,認知症患者如果能夠與社會保持聯繫,病情的進展速度可以在一定程度上得到抑制,並進一步說明如下。
      4. 「専門的な関わりだけが必要なわけではなく、地域の顔なじみの人たちが、声をかけたり一緒になんらかの活動をしたりするということが重要です。日常的な関わりや、何らかの見守りといったことについては、一般の方が十分に活躍できます。行政や専門的な団体が市民の力を借りられるような仕組みをまずは公的な力で作り、そこに市民の方、『認知症サポーター』の方などに参加してもらい、行政や専門職がその力を借りていくというスタイルでやっていくことが必要になってくる」
        1. 「支援認知症患者不僅需要專業人士的介入,更重要的是社區中的熟人能夠主動關心,與患者一起參與某些活動。一般市民在日常互動和基本照護方面可以發揮重要作用。政府和專業機構應該先透過公共資源建立一個機制,使市民能夠參與其中,例如讓『認知症支援者』加入,讓行政機構和專業人士借助這些市民的力量來支援患者。」
    10. 認知症の人を支える新たな取り組みも【支援認知症患者的新措施】
      1. さいたま市では今後も増え続ける認知症の人がこれまでどおり地域で安心して暮らせるよう、「認知症サポーター」や協力的な企業などを巻き込んで認知症の人を支える新たな取り組みを始めています。
        1. 為了讓不斷增加的認知症患者能夠繼續安心地在社區中生活,埼玉市開始推動新的支援措施,並積極吸引「認知症支援者」及合作企業參與其中。
      2. さいたま市はこれまで養成してきた「認知症サポーター」などの地域の人たちがより効果的に活動できるよう「認知症フレンドリーまちづくりセンター」をことし7月にも開設する計画で、先月からさいたま市中央区の事務所で準備を始めています。
        1. 埼玉市計劃於今年 7 月設立「認知症友善城鎮建設中心」,以便讓此前培訓的「認知症支援者」等社區人士能夠更有效地參與活動。該中心的籌備工作已於上個月在埼玉市中央區的辦公室啟動。
      3. センターでは認知症の人たちが参加している地域の集まりなどをサポーターに紹介し、認知症の人とサポーターが一緒に過ごせる機会や場所を増やします。
        1. 該中心將向支援者介紹當地認知症患者參與的社區活動,並創造更多機會和場所,讓患者與支援者能夠共度時光。
      4. そうした場で認知症の人の生きがいなどへの理解を深め、どのような支援ができるかを認知症の本人とサポーター、それにセンターの職員などで考えていくということです。将来的には例えば体を動かす体操がしたいとか、趣味の活動をしたいという認知症の人がいた場合には、サポーターがその実現を自発的に支援していくような仕組みを目指したいとしています。
        1. 在這些活動中,支援者與患者及中心工作人員將共同討論如何提供適當的支持,以幫助患者保持生活樂趣。未來,對於希望進行體操或發展興趣活動的認知症患者,該中心將建立機制,讓支援者主動協助患者實現這些願望。
      5. さいたま市では、これまで介護保険サービスの充実などに重点を置いた施策を進めてきましたが、今後、増え続ける認知症の人を支えるためには地域の人や企業などを少しでも多く巻き込む必要があると考えたということです。
        1. 埼玉市過去主要致力於完善長照保險服務等措施,但隨著認知症患者不斷增加,市政府認為必須讓更多社區居民和企業參與,才能有效提供支援。
      6. 特に「認知症サポーター」の中には意欲がありもっと活動したいという人もいるということで、さいたま市いきいき長寿推進課の松尾真二係長は「介護人材の不足が叫ばれる中でどうしても介護サービスだけでは支えられない局面が将来訪れるかもしれず、対策が必要だと考えました。地域の力を借りながら、認知症の人とサポーターそれぞれの要望がうまくマッチングしていければよいと考えています」と話していました。
        1. 特別是部分「認知症支援者」表達了強烈的參與意願,希望能夠更積極地投入活動。對此,埼玉市「活力長壽推進課」的松尾真二係長表示:「目前人力資源短缺,未來可能會出現單靠長照服務無法支撐的局面,因此必須制定對策。我們希望能夠借助社區的力量,讓認知症患者與支援者的需求能夠順利匹配,提供更完善的支援體系。」
    11. 「軽度認知障害」の将来推計を初公表【首次公布「輕度認知障礙」的未來推估】
      1. 厚生労働省の9年前の調査では、2040年に認知症の人が802万人にのぼると推計していましたが、今回の推計値がそれよりも低くなりました。
        1. 根據日本厚生勞動省 9 年前的調查,當時推估到 2040 年認知症患者將達 802 萬人。然而,本次的推估數據較當時略低。
      2. 生活習慣病の改善や健康意識の変化などによって認知機能の低下が抑制された可能性があるとしています。
        1. 這可能與生活習慣病的改善以及健康意識的提升有關,從而減緩了認知功能的衰退。
      3. また、今回の調査では物忘れなどの症状はあるものの、生活に支障がなく、認知症と診断されるまでには至らない「軽度認知障害」の人の将来の推計を初めて公表し、2040年には612万8000人にのぼるとしています。
        1. 此外,本次調查首次公布了「輕度認知障礙」的未來推估數據。這些患者雖然有健忘等症狀,但對日常生活影響不大,尚未達到認知症診斷標準。預計到 2040 年,這類患者將達 612 萬 8000 人。
      4. 「軽度認知障害」の人は認知症に移行することが多い一方で、運動や栄養状態の改善によって症状の進行スピードを抑制できる可能性もあるということです。
        1. 雖然「輕度認知障礙」患者有較高的可能性發展為認知症,但透過運動及營養改善,可能有助於減緩病情進展的速度。
      5. 厚生労働省の研究班が新たに公表した認知症の高齢者の数の推計値について、認知症の予防に詳しい神戸大学大学院保健学研究科の古和久朋教授に聞きました。
        1. 關於厚生勞動省研究小組此次公布的認知症高齡患者數量推估數據,我們訪問了對認知症預防有深入研究的神戶大學大學院保健學研究科教授古和久朋。
      6. 古和教授
      7. 「これまでの推計で示されていた認知症の人の数の増え方と比べると今回のデータは下回っているが、認知症の人と軽度認知障害の人を足した数はこれまでの想定と大きくは変わっていない。認知症が減ったというよりも軽度認知障害の方にシフトしていると理解するのが正しく、こうした推計は世界共通の傾向となっている。高血圧や糖尿病などは認知症のリスクを高めるといわれているが、これらの病気の治療が積極的に行われるようになったことなどで認知機能の維持や進行の抑制につながっている可能性がある」
        1. 「與過去的推估相比,本次數據顯示認知症患者增長幅度較低,但若將認知症患者與輕度認知障礙患者合計,總數與過去的預測相比並無太大變化。正確的理解應該是,認知症患者的數量減少了,但輕度認知障礙的患者數量增加,這種趨勢在全球都是共通的。高血壓、糖尿病等疾病被認為會增加認知症風險,但這些疾病的治療已變得更為積極,可能有助於維持認知功能並減緩病情進展。」
      8. 軽度認知障害の人の将来の推計も初めて示されたことについて、こう指摘しています。
        1. 他還就此次首次公布的「輕度認知障礙」未來推估發表了以下見解。
      9. 古和教授
        1. 「去年12月以来、アルツハイマー病による軽度認知障害の人には、症状の進行を遅らせる薬が国内で使えるようになったが、まだ医療に結びついていなかったり、自分が軽度認知障害だと思っていなかったりする高齢者が多くいる。いかに軽度認知障害の人を医療へ導くのか、地域ぐるみで健診のような形で早めに気付いてもらえるかが今後重要になっていく」
          1. 「自去年 12 月起,日本國內已開始提供可延緩阿茲海默症引起的輕度認知障礙進展的藥物。然而,仍有許多患者尚未與醫療體系接軌,甚至有些高齡者並未意識到自己患有輕度認知障礙。如何將這些患者引導至醫療體系,並透過社區合作,讓他們透過健康檢查等方式及早察覺,將成為未來的重要課題。」

珍惜「病徵行為」(sickness behavior),居家休息或就醫

對於病毒(流感、新冠…)之感染預防的基本措施是「疫苗」的接種。

請參考拙文:1. [2021年8月免疫系統的弘願:病原無盡誓願抗 ] 2. [2021年9月念防護意:意識的免疫系統

但當感染了病原體(流感、新冠…..)或遭受身體損傷,則有所謂「病徵行為(sickness behavior)」(嗜睡與倦怠….),我們就需要在家休息,或視情況需要就醫,不能硬撐去工作、外出或旅遊…..,反而「損人(容易傳染給他人)不利己(不容易恢復)」。

請參考病徵行為(sickness behavior)(維基百科),因為沒有中文條目。

我們若請教ChatGPT(4o):

「病徵行為(sickness behavior)」是指當生物體感染病原體或遭受身體損傷時,由免疫系統介導的一系列行為改變。這些行為通常被認為是適應性的,幫助個體節省能量,促進康復,並減少疾病的傳播。

定義與機制

病徵行為由細胞激素(cytokines)如介白素-1β(IL-1β)、腫瘤壞死因子-α(TNF-α)和介白素-6(IL-6)等調控。當免疫系統偵測到病原體後,這些細胞激素會影響中樞神經系統(CNS),特別是下視丘(hypothalamus)及其他與行為調節相關的腦區,引發一系列生理與行為反應。

常見的病徵行為

  • 嗜睡與倦怠:生病時會感到極度疲倦,這有助於減少能量消耗,使身體專注於免疫反應。
  • 食慾下降:減少進食可能有助於降低病原體獲取養分的機會,並減輕腸胃負擔。
  • 社交退縮:生病時通常會減少與他人的互動,這不僅能減少疾病傳播,也能讓身體專注於恢復。
  • 認知與情緒變化:出現注意力不集中、反應遲鈍,甚至短暫的焦慮或抑鬱,這與腦部發炎反應有關。
  • 疼痛敏感度增加:某些感染或發炎狀況下,身體會變得更敏感,這可能是為了提醒個體避免進一步的傷害。

舉例說明

  1. 感冒或流感
    當一個人感染流感病毒時,他可能會感到極度疲勞、全身痠痛、不想吃東西,並且不願與他人互動。這些行為有助於保存能量並減少疾病傳播。
  2. 實驗動物研究
    在小鼠實驗中,當注射細菌內毒素(lipopolysaccharide, LPS)後,小鼠會出現食慾降低、活動量減少、體溫變化等典型的病徵行為,這顯示病徵行為與免疫系統活化有直接關聯。
  3. 心理壓力與病徵行為
    研究顯示,長期心理壓力可能會透過慢性發炎誘發類似病徵行為的表現,例如慢性疲勞、社交退縮與認知功能下降,這與憂鬱症的發病機制亦有關聯。

功能與演化意義

病徵行為被認為是一種進化適應,使個體能夠在生病時降低能量消耗、專注於免疫防禦,並減少疾病在群體間的傳播。此外,這種行為可能有助於避免個體在生病時進行危險的活動,例如狩獵或戰鬥,從而提高生存機率。

與臨床醫學的關聯

  • 病徵行為在急性感染(如流感)時較為明顯,但在慢性疾病(如類風濕性關節炎、癌症)或自體免疫疾病患者中,可能會持續存在,影響生活品質。
  • 了解病徵行為的機制有助於開發針對慢性疲勞、憂鬱症及其他與免疫系統相關疾病的治療方法,例如透過調控細胞激素來減輕相關症狀。

此外,也如下的報告:
「關於病原體的訊息經由免疫系統傳入腦部,並引發「病徵行為」(sickness behavior),透過這種行為改變,或許就可降低接觸其他病原體的機會並保存能量,達到保護人體的效果』

出自:2018年[The Seventh Sense | Scientific American](https://www.scientificamerican.com/article/the-seventh-sense/

[腦中第七感|科學人](https://www.scitw.cc/posts/8891
3. ANOTHER SENSE ORGAN?另一種感官?

在腦中發現淋巴管後,我們開始了解免疫系統如何接收中樞神經系統受損的相關資訊。但想知道腦膜中的免疫細胞如何和腦實質溝通並產生影響,我們必須檢視腦中的另一套廢物處理系統。除了淋巴網絡,中樞神經系統在腦實質中還有另一套網絡,腦脊髓液就是透過這套網絡運作,羅徹斯特大學的神經學家內德加(Maiken Nedergarrd)稱此系統為「膠淋巴系統」。
 【中間省略】
如果我們想存活,就必須偵測並抵禦環境中無所不在的有害微生物,免疫系統的功能正是如此。先天免疫力能廣泛辨識入侵病原體的型態和種類,適應性免疫力則可辨識特定病原體。我認為免疫系統的基本作用之一,是負責偵測有害微生物並通知腦部。如果我的假說正確,免疫反應就是一種已經寫入腦部的機制,因此可稱為第七感。
 
有許多方法可以檢驗這項假說。由於神經迴路彼此連結,當一個迴路受到干擾時,其他迴路通常也會受到影響,例如當嗅覺受損時,品嚐食物的味覺也會改變。一旦免疫系統受到干擾,神經迴路也會受到影響,這就表示免疫反應是腦中內建的第七感。
病徵行為可能是證據之一,當第七感傳送大量病原體入侵的訊息給腦部時,這些訊息可能擴散至各種神經迴路,包括調控睡眠和食慾等神經迴路,因此導致病患出現各種典型的行為改變。另一種可能性是,關於病原體的訊息經由免疫系統傳入腦部,並引發病徵行為,透過這種行為改變,或許就可降低接觸其他病原體的機會並保存能量,達到保護人體的效果。
 【以下省略】

免疫系統的弘願:病原無盡誓願抗

釋惠敏 法鼓文理學院 校長 台北藝術大學名譽教授

 (本文發表於《人生》雜誌456期,2021年8月)

莫辜負自家寶藏

2020年12月8日英國90歲老婦人基南(Keenan)接種全球首劑COVID-19疫苗後,迄今(7月5日),全球總施打劑超過32億劑,約有24.2%人口至少接種了第一劑疫苗。一些國家或地區的疫情趨緩,警戒逐漸寬鬆。

在台灣,因為疫情控制尚可,加上媒體報導各種不良反應的案例,優先接種疫苗的類別者接種意願也不高。為避免疫苗過期,5月11日起,政府開放65歲以上的人可以接種AZ疫苗,因此敝人於當天下午完成接種,也分享經驗,鼓勵大家接種,自利利人。

接種疫苗讓體內產生抗體而獲得的免疫力,雖是預防傳染病最有效的方法。但是,有些人似乎對於疫苗接種的還是有許多疑慮,讓我們一起回顧免疫學歷史,或許有助於我們讚賞免疫系統「病原無盡誓願抗」的弘願,莫辜負此「自家寶藏」,能接種疫苗讓它提前「識別」病原,充分準備好「自家特效藥=抗體」,從容地因應病毒、病菌以及毒素。

免疫現象之觀察

「免疫」(immunity)之用語源自拉丁語「免除(in-)義務 (munus),例如:兵役、稅務或勞務」。免疫(不再次感染)概念的第一個記載者可能是公元前430年希臘歷史學家修昔底德(Thucydides),他親歷當時雅典與斯巴達的爭霸戰而撰寫《伯羅奔尼撒戰爭史》,該書描述當瘟疫襲擊雅典時,瘟疫患者的症狀,以及記載「病人和垂死者得到康復者的同情照顧……因為沒有人第二次得病,或者沒有造成致命的結果。」的觀察,他發現得過瘟疫而倖存者不會再次得病,因此可以幫忙照護病人或處理屍體等後事。

雖然人類早就意識到免疫現象,也曾於「天花」(smallpox)大流行時,採用人的天花痘漿來預防天花,但許多人還未得其利(免疫),先得其弊(死亡)。直到1796年,英國金納(Jenner)醫師,觀察道擠牛奶女工若感染過牛痘,就不會感染天花,因此將「牛天花」(cowpox)膿液接種到一個孩子的皮膚的實驗,而成功地預防天花。他為了與當時流行的「人之天花痘接種法」(variolation)作區別,將此種產生抵抗力的方法叫做「牛之天花痘接種」(vaccination,拉丁文vacca,牛),這也是所謂「疫苗」(vaccine)語詞的來源。

免疫學之始:善用「微毒」抗「劇毒」

但是為什麼接種牛之天花痘膿液可以預防人的天花病?又經過將近80年,提倡微生物為病原的法國巴斯德(Pasteur)才開創探究的契機。

1880年,巴斯德從得病多天的雞取出樣本而培養的病毒之毒性已減低(首支實驗室培養出的疫苗),因此不會致病,但仍然能在其他雞的體內產生免疫力。他再以此方法開發用於羊和牛之炭疽病和人類狂犬病的疫苗。

1890年,北里柴三郎、馮・貝林發現:將細菌的毒素培養液(類毒素)讓動物產生免疫,再取其血清(含「抗毒素」也即1930年後所稱的「抗體」),可以治療其他動物(包含人)的感染。

數百萬種體內特效藥:抗體的專一性與多樣性

由於病毒、細菌等病原之種類眾多,人體細胞可以對每一種入侵的微生物(多樣性,diversity)製造出專一性(特異性,specificity)的抗體,對二十世紀初的科學家們而言,覺得不可思議。

根據日本免疫內科學熊ノ郷淳教授邀集58位相關專家撰寫的《免疫ペディア》(免疫學百科,2017年),科學家提出兩類免疫理論模型:「從現有的中選擇」(選擇說)或「配合抗原而後製作抗體」(模具說)。換言之,前者認為我們體內已經存有數百萬種特效免疫藥(抗體),只需要從中「選擇」出匹配的種類即可。

1959 年,弗蘭克·麥克法蘭·伯內特(Frank Macfarlane Burnet)醫師提出「克隆選擇(clonal selection)理論」是目前的公認模型:預先存在無數抗體的淋巴細胞群(克隆)中,特定的抗原激活(選擇)特定的抗體細胞,從而誘導該特定細胞大量繁殖而產生足夠的抗體以防疫,一部分的抗體細胞殘留而成為「免疫記憶」,於再次感染時,可以迅速有效的因應病原。

病原無盡誓願抗、煩惱無盡誓願斷

1976年,利根川進教授發表「產生抗體多樣性的基因性原理」更加印證「克隆選擇理論」。他發現:在胚胎期,免疫系統的淋巴細胞之幾組基因隨機(random)重組,可產生數十億種抗體類型的細胞。因此,他獲得1987年諾貝爾生理學或醫學獎,其得獎說明:「我們已為與任何可能的抗原(病原體之可辨識部分)相遇做好充分的準備,雖一生很可能只有一小部分抗體(中和病原體或毒素)被使用而產生免疫防禦;然而,這對於因應可能的新感染所需的高度警覺性之保持是必要的。」

如此我們與微生物病原「競爭合作」數億年而演化成為「病原無盡誓願抗」的免疫系統,或許可用佛教「四弘誓願:眾生無邊誓願度,煩惱無盡誓願斷,法門無量誓願學,佛道無上誓願成」之菩薩於因位時的大願來形容,也或許我們的「自性清淨心」與無盡「客塵煩惱」的關係,也可以向免疫系統學習:雖然我們已為與任何可能的煩惱相遇做好充分準備,但有必要對可能的新煩惱保持高度的警覺性。